中古車のタイヤ
中古車の外観のチェックで本体つまりボディーのチェックとは別途に考察してみましょう。タイヤこそは、先述のようにとくべつに維持費に大いに関係するからです。
つまり４輪駆動または２輪駆動のこと、そしてタイヤ表面の状態さらには空気圧があります。
先ずは駆動方式ですが、中古車ともなれば積荷のバランスなどがとても微妙に影響するものであって、４輪駆動だから全輪すべてがまったく同様に磨耗するとは限らないのです。
２輪駆動でも同様です。
そこで問題となるなのが、タイヤの定期的なローテーション＝タイヤ同士の交換がとても重要になってきます。中古車を使用していたドライバーがどれほどのインターバルでこれを実施してきたかにかかることです。
そして大きいことは、タイヤ表面の磨耗程度の判断であって、特殊なデプスゲージやノギスによって模様のあるタイヤグルーブの深さを測定することが大切になってきます。中古車センターには常備されいるでしょうから、新車の時との相違そして走行距離との関係を調べてもらいましょう。
さらにはこれも一部述べましたが、タイヤの全輪での均一で適正な空気圧が大切になってきます。中古車の程度によっては、かなりの相違や低下が走行距離に応じて生じるもので、これらこそが中古車を選ぶに際しての非常に重要なポイントになるでしょう。
なおタイヤメーカーでは、日進月歩のようにその溝模様および材質の研究や開発が進められており、タイヤとしての耐用年数そして騒音の発生の最小化さらには、道路の表面状態と磨耗粉による弊害対策がなされいるのです。中古車の年式や車種によっても、相当な相違があるものです。