必見!中古車の選び方

中古車の燃料消費

 

 

中古車を手に入れてから、いえ!手に入れるまでにもっとも気になるのがその維持費でしょう。とりわけ高騰する燃料の消費こそは、場合によっては毎月ということもあって、家計にまで響くことになりかねないでしょう!

 

満タンにしないことを勧めているカーマニアが居ることを知っておいてください。自動車によっては、40~100リッターにもおよぶ燃料タンクを装備している中古車のケースもあります。いとも気軽に満タンにしてしまうと、とうぜんながら車両のトータル重量は大きくなってしまい、結局は燃料消費率を悪くしてしまうということであって、これは決して無視できないことなのです。

 

だれしもが知っているように、中古車が普通のガソリンでしたらハイオクタンというエンジンに対しては優れている高価な燃料もありますし、さらにはディーゼル車のようにより安価な重油または軽油においてもまったく同様のことでしょう。

 

昨今では中古車のハンドル前にはスピードメーターなどに並んで、なんと燃料消費率メーターが設置されている例が増えてきています。すなわちドライバーは、運転中の自分がいかに効率的にドライブしているかが一目瞭然に判明できるのです。

 

なおこの燃料消費率とは、燃料1リットルでどれほどの距離を走行できるかを数値的に表示したものです。たとえば、超ハイクラスの大型乗用車では、3km/l(リットル)であり、手ごろな軽自動車でしたら18km/lというような表示になります。この燃料消費率は、ドライバーの運転テクニックに大きく左右されるものですが、積載重量および道路条件にも影響される非常に重要なものなのです。